ポカラ Pokhara

3週間滞在したカトマンズも、パキスタンVISAを取得したことで、いよいよ別れの時となる。

VISAを取得した足で旅行代理店に向かい、ネパールでのもう一つの訪問予定にしていた都市・ポカラへのバスチケットを購入する。事前の情報では最安 225NRsとの事だったが、当日にトラブルがあってはイカンと宿に一番近い代理店で250NRsで入手した。
考えてみればバスの出発は早朝、しかも安宿街から少しはなれた発着場まで歩いていくので、どこで購入しても問題なかったのだが、まぁ、正体不明の安心感に 身をゆだねてみることにする。

宿に戻り、3週間分の宿賃を纏めて払う。言わずもがな、長期滞在をしているとその宿の主(ヌシ)のようになってくる。ここまで何人もの旅人を見送ってきた が、やはり自分の順番が巡ってくると、少しもの悲しい気持ちに包まれてしまうものだ。

縁とは不思議なモノかも知れない。私が出るタイミングで入れ替わりに来る人がいる。
宿賃を払った後でベランダに上がると、今日チェックインしたらしい若者が椅子に座っていた。彼は私を見るなり「あ〜、お久しぶりです!!」と言葉を投げか けてくれる。確かに会ったことがあるのだが、お互いに何処で会ったかを覚えていないのだ。話をしている内に、どうやらバンコクで会っていたらしいと結論を 見るまで10分ほど掛かっただろうか。
彼は僕がこれから向かうポカラで3週間滞在したとのこと。私がカトマンズに居たのとちょうど同じ時期と期間である。彼からオススメの宿(ペンギンG/H) を紹介していただいたが、盆宿との事なので「それは行けないなぁ。」とにこやかに断った。彼も特に気にするでもなく、そのあとは彼ともう一名の愛好者によ る数時間の葉っぱ説明会が催されたのである。(実技講習はなし。)


◆さよならカトマンズ。

「バスは朝7時発、6時30分には発着場に来てね。」の言葉を遵守するために早朝5時に起床するが、なんというか『寒い』以外の言葉が見あたらない。 チャッチャと朝のパンを食べ、パッキングを手早く済ませると既に6時。発着場までの徒歩20分を白い息と共に歩いていく。




















 







































 





◆サランコット




































◆オマケの写真館






  




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