カトマンズへ To Kathmandu

◆カーカルビッタ

インドの出国を済ませて、橋を渡り切ったところで、ネパール国境の町「カーカルビッタ」の看板が「Welcome to Nepal」の文字と共に私たちを迎えてくれた。

そこからさらに5分ほど歩くと、国境ゲートとイミグレーションが待っている。


イミグレーションでVISA代30ドルを支払い、パスポートにシールのVISAが貼られた。これで晴れてネパール入国完了である。

すぐ横にある、銀行のホッタテ小屋支店で両替を済ませ、バス停に向かう。


2時50分にはチケットの購入が終わり、4時発のバスを待つことになる。
カーカルビッタからカトマンズまでのバスは750ネパールルピー(約1500円)で17時間の旅となる。



チャイでも飲みつつ、3時50分にバスに乗り込むが、4時を回れど一向に発車する気配がない。
運転手を捕まえて、聞いてみると、「このバスは5時の発車だよ。」と教えてくれたが、そんな予定でチケットは買っていない。途中、荷物を預けるときにチ ケットを持って行ったオヤジが違うバスを(意図的に)手配した可能性がありつつも、もはや手遅れだ。
まぁ、どのバスも大した違いは無いだろうとタカをくくり、残りの30数分間、バス停の散策を決め込んだのである。





夕方5時ちょうどに発車したバスはカトマンズに向けて走り出した。

客数はシート数の半分程度だったが、夕方6時頃に他の故障したバスからの乗客が振り替えで乗り込んできた。それ以降は乗車率150%でカトマンズまで向 かっていく。
夜の9時30分にレストラン休憩が入る。が、カレーしかない。コルカタでちょっとカレー恐怖症になっている私はおっかなびっくりではあるが60ネパールル ピー(約120円、ちょっと高い。)を食したのである。

明けて翌朝7時。超朝モヤの中、バスが山道の何もないところで停車したが、どうやらトイレ休憩らしい。ネパール・インドとも、トイレは大自然とともにある ようだ。
視界5メートルの霧(モヤ?)の中、地元民と並び、すがすがしい気持ちで大自然に用を足したのである。


再度、バスに乗り込んでから3時間後。
朝10時には、この17時間の深夜バスの旅を終えて、我々はカトマンズに辿り着いた。




◆オマケの写真館

国境ゲート前の標識。

なかなか見ない標識ではありますな。

 メインに戻る 





inserted by FC2 system