モンユワ Monywa















































































◆さて、マンダレーに帰りますか。

モンユワからマンダレーに戻る便は10:30に出発し、ドライバーも意気揚々と飛ばしている。途中にすれ違った日本製の中古バスは元ローカルバスと1見し て判るデザイン。車体前面の上部に「○○経由○○行き」って思いっきり書いてる。。見たことの無い地名だっただけにあの時にメモっていればと現在後悔中。 というか実際にメモれない。「オイオイ、あのバスどこへ行くんだよ!!!」とツッコミ入れることに夢中にならざるを得ないですよ。

話を戻して、ウチのバスのドライバー。かなり飛ばす。同じような大きさのバスをじゃんじゃか追い越して行くので、乗ってるこっちも気分が良くなってくる。
路面の悪さを尻で感じつつも、流れる風景が時速60Km/hぐらいだよと教えてくれる。運良く自分の席から運転席が見えるのでなんとなく「何キロか なぁ?」と思いつつメーターを覗く俺。そして違和感を感じる俺。そして頭にハテナマークが点灯する俺。スピードメーターの針が「0」を指して微動だにして いない。バスよ、 お前もか。


モンユワから1時間程したところでドライバーが同僚に向かって何かを言った後、バスをいきなり停止する。前後左右にレストランなし、昼食ではないようだ。
乗務員(?)が俺に向かって、「立て!」というか「ちょっとどけ」と言ってる様なので立ち上がってみる。足下の床を開けてなにやら工具を取り出した。往々 にして頭に「????」が灯る状況は多々あるがこいつはまたややこしい。
3分後、乗務員の車体チェックにて異常はパンクと判明。乗客は全員下車でジャッキアップ。待つこと20〜30分。スペアタイヤに履き替えて、再度レッツラ ゴー。



午後1時頃にレストランに到着。乗務員連中がまた何か始めた。どうやらスペアタイヤの調子も良くないようだ。「レストランは高い」という理由からかバスの 中で昼寝を決め込んでいた乗客も再度降ろされる。4人いる乗務員の内1名がどこからかタイヤを仕入れてきた。きっとこのレストランの近所にタイヤ屋が有る のだろう。タイヤを転がしながら走ってくる兄ちゃん。カコイイ。輝いてるよ。
結果、ちょいと長めのランチ休憩を消化し、再々度レッツラゴー。



しばらく走った後、バスがまた止まった。。。。常務員が工具を俺の足下から取り出そうとしている。。。。3回目。。。。。もう好きにしてくれ。
昔の人はよく言ったもので「3度目の正直」なのかどうか、止まった場所は 一見して「絶対に民家だろ、これ。」という擬態が施されたタイヤの修理工場。写真の通り、つるっぱげなスペアを含めてタイヤ2本のパッチ当てが終了し、無 事にマンダレーまでの残り1時間を爆走したのである。





◆オマケの写真館





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