マンダレー Mandalay







































ということで、緑の中を走り抜けてくバスはモンユワへと向かうのである。






◆モンユワから帰ってきました。

マンダレーのバスターミナルに到着後、毎度々々のボッタクリ系サイカー運転手10名程度に囲まれ、もはや愛想を振りまく必然性もまったく感じない私。ここ では無視の一手とすることにした。
毎回1名程度は見上げた根性のサイカー運転手が後を付いてくるのだけど、「無視されながらも何分ついて来れるかラ ンキング」が今回更新されました。新記録は3分です。

で、徒歩圏にあるゲストハウス(3日前に泊まったところ)に戻り、チェックインを済ませて一休み。
おっと! 休んでる場合じゃない。明日の夜のヤンゴン行き深夜バスを予約しないといかん。
まずは自分の泊まっているゲストハウスの受付で聞いてみる。もともと“バスや飛行機のチケット販売に執心している。”と、良くない噂のある処なので、から かい半分で聞いてみると「13,000K」という。どこのバス会社か聞くと、私が先日乗った奴だ。なので、「それ10,000Kじゃないの?」と意地悪く 聞く と、「いや、明日のチケットはバス1台分が完売していて、これは2台目だから高いんだ」という。『ほほう、お前はその情報をいつ知ったんだ?』なツッコミ はせずに「じゃ、明後日のバスはいくら」と質問。「そいつは10,000Kだ。」と、もはや暴利はあきらめた様子。うん楽しい。とはいえ、ここでは明日の チ ケットを安く買えないので「ちょっと考える」と、とりあえず話を終わらせる。
で、隣のゲストハウスへ行き、チケットを聞いてみると「ウチは扱ってないんです〜♪」ってオイ! でも、バス会社自体のオフィスを教えてくれたから OK!。
時間を見ると4時15分だ。たしか閉店は5時だから急がないとやばい。早足で歩くこと十数分。バス会社で、ちゃんと「1台目」というか「毎日1台」のバス のチケットを買う。(もちろん同じ会社のやつね。)


時計はもうすぐ5時。そういやお昼ご飯ってあんまりボリューム食ってなかったなぁ。ということで、ロンプラに載ってた半屋台レストラン「チャパティスタン ド」でカレーを食す。(カレー500K、チャパティ(ナン)100K x2、スターコーラ200K)

また、この職人が綺麗にナンをひっくり返すんだなぁ。(テコの原理で上にはじいている。)


明けて翌日、バスターミナルに向けてドライバーに走っていただく。昨日のチケット購入の段階で、お店のお姉さんにバスターミナルへの行き方を聞いており、 「荷物があるならタクシーで走ってもらった方が良いんじゃない? あ、そうそう、この名刺もっていきなさい。ここに書いてるアドレスがバ スターミナル内の住所だから、ドライバーにこれを見せればちゃんと着くわよ。」との事である。もちろん英語がさほど通じないの で、怪しい手振りやら地図等のツールを使ってのコミニュケーションである。
 
『これは誠に有難いモノを頂いた。』と感動。(ミャンマーでは英語がほとんど通じないのでタクシーとの意思疎通はメチャメチャ大変なのだ。)

バスの出発は午後4時、ホテルのチェックアウトは12時。4時間あるなぁ…。で、近所の中華屋でメシにチャーハンなんぞを食う。(後の理由で名前は伏せる が)ロンプラにも掲載されていて、味もなかなかイケる。メシを食べ終わり、お茶のポットを傾けながら2時間経過。茶ばかり飲んでるのでトイレに行きたく なって北。で、お手洗いをお借りするわけだが、ここでも私がやはり“ミャンマーの呪縛から逃れられていない”ことに気づかされる。
お手洗いに向かいつつ、厨房の奥に進んでいくのだが、不思議な光景が目に入る。30個はある白菜が足下のコンクリートの床に平積みされているのだ。そし て、そのコンクリートは濡れている…。
そして、その平積みされている白菜の1メートル先に“トイレのドア”が見えたのは私の錯覚ではないと思う。
そして、その平積みされている白菜が載っているコンクリート床を濡らしている水が“トイレのドア”とつながっている様に見えるのは私の幻覚ではないと思い たい。
そして、その水は“トイレのドア”から流れてきているのだ!!!!!!!ムッホー!!!!!
『とりあえずだ、私が食べたチャーハンには白菜は無かったはず。』と自分の状況把握だけは頑張った。

さて、『こんな事で驚いてちゃイケないよ。だってミャンマーだもん。』と自分をなだめつつ用を足し、席に戻る私。
時間はそろそろ3時を回った。会計を済ませるあたりで、レストランのオーナーらしき中華系の老婆氏と 話をしたのが功を奏し、「タクシー拾ってあげるわよ」と申し出てくれる。(実際にはそこで働く若い兄ちゃんが道路へ タクシー拾い係 に差し向けられたのだが。とはいえ、老婆氏はドライバーに「ボルんじゃないわよ!」と注意してくれているようだ。)有難いなぁ。(※ 老婆氏はカクカクシカジカで「在ミャンマー中国人」であり、対ミャンマー人or(and)行政とはそれはそれは語るに語り尽くせない苦労をされていた(い る)ようである。…なんか、とってもとっても身近な国でも似た話ってありますよね。「ひ・いずる」とかっていう。)
んで、名刺に載っているバスターミナル内の住所へ 向けて走っていただく。額は事前に交渉した(※書きかけ)Kと、バスターミナルへ行くのに妥当な額で落ち着く。んで、乗り込んで3分。『タクシーの進路が なんかおかしい。』と思ったら、昨日チケットを買ったオフィスの前に着きやがった。『んっのっ、バカヤ ロー!!徒歩圏内だろうが!!』とブチ切れ。だが、悲しいかな言葉が通じない。ただ彼は(※書きかけ)Kを要求するだけである。こっちは「バスターミナル だ。」と地図を使い意思疎通を図ってみると、(※書きかけ)Kだと言う。
『…でたよ、ボッタクリの王道だよ…。』と思いつつ、昨日のチケット屋のお姉さんにヘルプを求める。が、加勢してくれそうな気配が全くな い。・・・・・・・・ ま、そりゃそうだ。言葉が通じないんだもん。

すでにバスターミナルにつくまでの時間が限られているという弱みのある私は、最終的に(※書きかけ)Kを払い、バスターミナルまでの約20分の乗車を頭で ヤカンを沸かしつつ、楽しんだのである。

(※注:名刺の住所がホントに“バスターミナル内オフィス”なのか“チケットオフィス”なのかは読めないのでわかりません。仮に、チケット オフィスとしてもタクシー運賃が尋常ではありません。中華屋の老婆氏は99%シロです。)

いろいろありつつもバスターミナルに着き、夜行バス用の水・ビスケットなどを買い求め、オマケの写真館用にバスの写真を撮りまくったのである。





◆オマケの写真館





 


 




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