メコンデルタ Mekong Delta



◆とりあえず、行ってみよう。

なんの下調べもなく、ベトナムはホーチミンに入ったわけだが。「悲劇の川メコン」の名前ぐらいは知っていた。肥沃な土壌をめぐって戦禍の絶えなかった地。
今回の旅に含めるかどうか、日程の関係もあってプライオリティの低い検討中だった。(ベ トナムのVISA免除期間は14日間) それが現実味を帯た理由が1日観光「ワン・ディ・トリップ」である。
先日、国境からホーチミン市までのバスを運行した旅行代理店が、市街に着いた際に配ったツアーのカタログを何気なくながめているとメコンデルタの1日観 光・2日観光・3日・5日。と、あるではないか。

1日観光は6US$。2日観光は23US$。と値段が跳ね上がる。まぁ、ホテル代が込みなので解らなくはないが、自分の宿は比較にならないぐらい安いし、 それにバックパックもって密林かぁ。。。。微妙だな。
とりあえず、「肥沃な土壌」ってのを見られればいいや。はい。1dayに決定!
デルタ内にて4つほどの島には立ち寄るようだし、ランチ込みだ。

そして、朝8時にマイクロバスは10人の旅行者を乗せて出発したのである。

上の写真はホーチミン市の郊外。市内中心部に比べるとさほど込んではいないが、それでもバイクの数量は凄まじいモノがある。


ホーチミンを離れて1時間もすると、のどかな田園風景に変わっていく。右のバイクはタオルを運んでいるだけなんですが、後ろの荷台のみならずハンドルから 足下まで全てタオル。あぶなくねぇか?

で、出発から2時間ほどで目的の町、ミトー(My Tho)に到着。ここから船に乗り換えてメコンデルタに向かっていく。ちなみに、デルタとはこの場合、3角形の中州(なかす)の意味で6〜7ヶ国を超えて 流れるメコンの終端になる。


やはりと言おうか、川幅の広さは純粋に感動する。


 

船各種、といったところでしょうか。左から漁船・水上生活してるっぽい正方形の船・車両運搬可な連絡船。

乗船後20分程でデルタ地帯の端っこが見えてきた。イイ感じに繁ってる。


で、いきなり連れて行かれた「ココナッツ・キャンディー・ファクトリー」。さすがはツアー。


超短期旅行で訪れたとすれば、おみやげとしてまとめ買いしたかも知れない。

さて、また船にもどり、泥土と巨大植物が見えてきた。「オオー!」と感嘆をあげてちょっとすると。


また、小島に接岸。

今度は蜂蜜系なおみやげのようだ。はい、次、次。

で、ボートに戻って、


やっと出会えた素人目にもよく分かるグレイトな泥土!!

こいつは間違いなく農作物をビッグにするぜ!(で、小生はこれでもうベトナムは90%満足しました。)

お昼のランチ(ツアーに込み)で行った、高床式レストラン。足下の畑はには蓮根だか蕪(かぶら)だかが植えられているそうです。



さて食事も終わり、次は何だろうと思いつつ、桟橋にいくとボートがない。代わりに3隻の小舟が待機しているじゃありませんか。ホウ。これに乗れと。なかな かイイ趣向じゃのう。

日照りが結構強い中で貸し出されたベトナム傘は思いの外、機能性を備えていた。

小舟が20分程進んだところで最後の島に上陸する。待っていたのはベトナム民謡を歌う女性陣であった。

・写真(左)桟橋なんだか土手なんだかわからないあがり口。(中)年齢さまざまな歌い手さんが6人居るのだが、最年少が写真の小学生?。オイオイ、学校は どうした?半ドンか?。(右)なんだかシュワちゃん似のカナダ人。カップルで来ていらっしゃるんですが、私を含めたこの3人で静かな争奪戦(フルーツ杯) が繰り広げられたのは言うまでもない。

勝者不明のままフルーツ・カップが終了し、正味4時間のツアーは終了したのである。


本日参加の10人中、6人までが2day・3dayコースらしく、軽くさよならを言った後で1日組はバスにて帰路につく。
んで、その途中にバスの車中から出会った、文字通り「バケツをひっくり返したような雨」。

 

いやー、みんな大変そうだった。それに比べて車中の平和なこと。




◆おまけの写真館

小島のおみやげモノ屋さんでみかけた「おみやげモノ」。ココナッツの皮で出来ている。



宣伝する気など毛頭ないですが(理由は次のクチトンネルで)、旅行代理店のロゴマーク。なんか違和感というか、ホラーっぽい感じがするのは私だけ?


やっぱ「白のアオザイ」。綺麗ですね。


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