シエムリアップ Siem Reap
◆シェムリアップへ バンコクはカオサンを8時30分出発予定のバスは通常通り20分ほど遅れて出発。客数は10名+αといったところ。最初は行儀良く座っていた乗客も3時間 ほどバスに揺られているとイイ感じにくだけてくる。 13時頃にタイ側国境の町アランヤプラテートに到着。ここでビザを持っていない旅行者にビザを取得するようアナウンスが入る。乗客の内、白人の何名かがこ こで申し込んでいたので、話をきいてみるとやたらと高い事を言われたらしい。 ※事後情報:国境のイミグレーション(手前の町ではない。)でもビザが取れるらしく、それが一番安いとのこと。 また、お昼時でもあるので、いまいちジャンルのよく分からないレストランで、よく分からない麺をすすってみる。値段も忘れてよく分からない。(嘘。30B でした) 昼食後、再度バスに乗り込みアランヤプラテート市街から国境まで5分ほどで到着。さらに5分程歩きタイ側イミグレーションオフィスに着く、出国のスタンプ をもらい、カンボジア側イミグレーションまでテクテク歩いてみる。 14時頃にはカンボジア国境を超え、乗り換えになるバスを30分ばかり待ってみる。が、来ない。 添乗員の話を聞くと「乗り換えるバスが大きすぎて国境横まで 来れない。」と言ってるようだ。『少ない乗客にどんなバスを用意してるんだお前ら』と、一抹の不安がよぎるがこっちは白人含めて10数人いることだし。ト ラブ ルなりそうなら気の強い(という一般的な傾向の)白人にバトルをしてもらえばいいし。。とか考えている内に、ライトバンがやって来た。「3回に分けてバス が止まっているところまで行くよ」とのことなので、素直に従う。5分程度ライトバンに揺られてバスターミナルっぽいところにやって来た。 で、指されたバ スを見てみると「マイクロバス」。。。。。なんで、あなたは国境まで来れないの? マイクロバスで走破するカンボジア。。。。。などど言ってる場合じゃない。なんだこの国!?道路のあちこちが陥没しているじゃあ〜りませんか。(とても写 真を撮れる状況ぢゃない)。 陥没を避けるために車線など関係なく蛇行しまくる車・トラック・バス・バイク。(念のため注:対向車線ともです。)まぁ、皆さ ん徐行されていらっしゃるのでさしたる問題にもならないと言えばならないんですが。とはいえ、『くぁるちゃぁぁーしょぅっっくぅぅぅ!!!』と叫びたくな る胸 中。お察しくださいませ。 さて、30分ほどしてからでしょうか、いたるところ陥没のアスファルト舗装路が終了し、道の状況が次第に変わってきました。。。。。。。アカツチに。 初めて知りました、「赤土の道」の方が「壊れたアスファルト舗装」よりも走りやすいってことに。ま、そりゃ穴ボコがないんで一定の速度で走れるから、あた りまえっちゃあたりまえなんですが。 ◆ポリタンクとか瓶とか。 走行途中のバスは何度か写真のような店に停車して、何かを買い付けているのですが。。最初は全く判りませんでした。あれが「ガソリンの販売店」だっ たなんて。添乗員曰く、カンボジアには石油精製の技術そのものが無く、ガソリンはタイやベトナムから輸入しているとのこと。そうはいっても精製と流通は別 問題の ような気もしなくは無いのですが。。ガススタンドの建築技法も無いのかな。 ◆さあ、飯だ。 6時頃、バスは“提携のニオイがプンプンするレストラン”へ到着。とりあえずお手洗いをすませたあと、食事の値段を聞いてみると目玉が飛び出そうになった り。じゃ、ジュースでも、と高いながら渋々買って、タイバーツで払って、オツリのリエルの為替レートがやたら悪かったり。同じくジュースだけ買って灰皿横 で韜晦している白人と歓談してみたり。そんなこんなで、手持ちのクッキーをおいしくいただきました。 ◆やっと着いたよシェリムリアップ 夜の8時にシェムリアップに到着。 1時間程前から土砂降りの雨がバスの窓を打ち付けており、なにやら“提携の宿”に直行されるも、降り続く雨に阻まれ選択の余 地なし。とりあえず一泊をしのいでみる他無く、他の旅行者10数名と共に泊まる。 町中の幹線道路はそこそこ綺麗に舗装されていて、国境へと向かうダートコースとは雲泥の差。とはいえ歩く人の数は少なく、そのせいか車道に比べて歩道はか なり歩きづらい。 ガソリンスタンド「カルテックス」と唯一の24時間コンビニ「スターマート」。そして歩きづらい歩道。 自転車を借りて(1$)シェムリアップの郊外を走り回る。尚、市内でのレンタル料目安はママチャリ1$、マウンテンバイク2$、電気自転車(!?)4$。 市街からはちょいとばかり遠いんですが、シェムリアップ空港まで頑張ってこいでみた。 空港をこえて東に自転車を進めること1時間。右の写真の中央にアンコールワットの高いところが少し見える。 遺跡自体へは入場券を買わないと入れないので、内部は明日に取っておいて、とりあえず町へと戻るコースから見えるアンコールワットの濠と外壁を写真に納め て みる。 ◆オマケの写真館 シェムリアップ到着を記念して、2日目の夜に鍋を囲ってみた。ガスが切れたので交換をお願いしようと思ってフタをあけて、「えっ!??」と固まった瞬間。 店員さんが交換用に持ってきてくれたボンベも同じようなものでした。ちなみに中に入っているガスはやたらと臭います。もしかしてメタンガス???みたい な。 カンボジア通貨リエルとUSドル。 |