アロースター Alor Setar




ランカウイからアロースターへは途中の港町クアラ・ケダーを経由する。

いいかげんアイランドリゾート(?)にも飽きたところで、マレー鉄道で国境を目指すべくアロースターへ。ランカウイからはクアラ・ケダーという港町まではフェリー(1.5時間・18RM)、クアラ・ケダーからはバス(30分1RM前後)で行く予定だったのだが、フェリーターミナル(上の写真)など撮っている間に微妙に乗り遅れてしまった。運が良かったのか気のいいタクシーのおじいちゃんに捕まり、通常15RMのところ10RMでアロースター駅まで送ってもらうことが出来、また聞き取り易いアジアンイングリッシュで楽しく盛り上げてくれる。マレー半島に戻ってすぐの幸先の良い感じを受ける出来事に安心する。


◆アロースター駅


いよいよマレー鉄道での国境越え。市内の安宿に一泊した翌日、8時40分の電車は定刻通り発車。11時にタイとの国境駅にて出入国を行い、再度乗車して後、12時にはタイ国内 ハジャイ(ハートヤイ)に到着する予定だ。

 

まずはアロースター駅から列車に乗り込む。さすが国際列車といおうか、やたらと長い。鉄道マニアではないため詳しくないが東海道新幹線と同じ程度の長さがあるように思う。

 
車窓から眺めるマレーシアの風景。ここまではほとんどバスでの移動が大半を占めていただけに、長距離鉄道の風景は道路網とはまた違う旅情を引き起こしてくれる。


 
国境の駅、パダン・ブサール。全ての乗客はここで一旦下車し、構内にあるイミグレーションを通過する。マレーシア・タイの出入国カウンターとも同じ建物内 にあり、旅行者や国境を越える地元民等で程々にごった返していた。列車は一旦ホームを離れ、寝台車を切り離す等の再編成をされてから再度ホームに戻ってくる。

イミグレーションを通過した後、列車が戻ってくるまでしばらく待ち、3〜4両とやたらに短い編成となった列車に乗り込んだ我々旅行者はタイ側国境の町、ハートヤイ(ハジャイ)に向かうのである。


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