ペナン島 Pulau Penang  (現地では「ピネン」と発音する。)


さて、イポーからペナンに向かうバス(14RM、2時間30分)の車中。写真はペナン・ブリッジを渡っている最中で橋の全長は12kmもある。バスはペナ ンの長距離バスステーションに到着。宿の候補地としているバツー・フェリンギエリアへ行くために手近にいたおっちゃんに行き方を尋ねると、「タクシーを拾 えば?」と言う。長距離バスステーションにローカルバスが接続していないわきゃないだろうと疑問が湧いてきたので、額を聞いてみるとやたら高いことを言 う。そうか、おぬしも外人ズレしてる手合いか。と納得。観察してるとハコバンのドライバと仲がよろしい様で。うむ。ここでは敵はドライバだけでは無いよう だ。
しばらく待って、別のバスから降りてきた地元民のお嬢さんに聞いてみると、おお、ローカルバス停があるではないか。長距離バスステーションのちょいと横 ちょにあったわけだが、たしかにこれはわかりづらい。まあ、なんにせよバス停がわかればこっちのものだ。お嬢さんから教わったとおりに町のシンボルである コムタタワーへまずは向かう。そこでバツー・フェリンギ行きに乗り換えて安宿街で降りた。と。
 
で、こちらが有名すぎる「アーベン・ゲストハウス」

 
値段を聞いてみると事前情報よりも高い額を言ってくる。予想通りというか、気楽に商売をしている事が確認出来たので、とりあえず満足してアーベン・ゲスト ハウスを後にした。 付近の宿を5件ほど見せてもらった後、結果としてはアーベンの隣の宿が気に入った。

 
つーか、アーベンに泊まってるのほとんど日本人だけっぽいし。みなさん宿の言い値を許容しちゃってるんでしょうねぇ。
 

ペナン到着の日の夕食。宿の目の前に「海の家」があったのでそちらでいただきました。1時間ほどゆっくりしていると夕日が海に沈んでいきます。う ん、落ち着く。

ペナンで過ごした時間の大半は、宿の近所のツアー屋で借りたバイク(32RM/day)で耐久レースよろしく島を走り回る訳ですが、島自体が結構大 きい事と、海岸線と山道でコーナーを攻めまくりで、まあ大変ですよ。休憩がてらコムタビルのスタバにてHotspotを有効活用しつつ過ごしてます。

 
左の写真はペナン最終日前日に撮ったもので背景と化しているのが泊まった宿。 右はその日の朝飯を食べに数kmカブを走らせたところ。


◆ケッロクシ(極楽寺)

日本を離れてやっと見かけた仏教寺院。正直なところモスクはもういいやの感もあった、やはり寺の方が僕の感性には合うようだ。極楽寺は仏教寺院とし てはマレーシア最大とのこと。バイクで向かう途中に左折ポイントを間違えて道に迷いかけたため、地元民に道を尋ねたりでちょいと時間がかかったものの寺院 に近づくにつれ、思ったよりも相当デカいと分かる毎にうれしくなってくる。

 

上の段、左が麓の町から見上げる極楽寺、左が寺に入ったところにある仁王(?)さま。見れば見るほどイメージが浅草寺にかぶっていく。
下の段、左からパゴダ(仏塔)、坂道にある門。なんだかよくわからないがデカイ像。

  

で、この極楽寺の一角にタメ池ならぬカメ池がありまして、8x5メートルぐらいのちっちぇえ池なんですが、亀が300匹以上居たんじゃないかなぁ。 池の表面が全部カメ。。。多すぎる。。日向ぼっこに生存競争もあったもんじゃないでしょうが、少ない日光浴ポイントを巡る骨肉の争いをみていると、これが 意外と飽きない。すでに甲羅が乾いたカメの上を濡れたカメが乗り越えて、より太陽を浴びやすい所へ向かう。その途中で新参カメの重さが影響してか、30匹 ほどのカメが坂を滑り落ちる。そして水しぶきの音とカメの甲羅同士がぶつかる音。「ガボx30回」と「ガコx30回」が混じりながらのほんの3〜5秒。そ の直後に水面がたてる「ざっぱ〜ん」、全てが終わった後に訪れる静寂。そんな風景を見ながら1時間はカメ池でゆっくりしてたでしょうか。

 

カメに餌を与える無邪気な少年の図。実は給餌のタイミングで亀の崩落が起きやすい。写真は崩落後。少年の足下の急な坂にいる1匹の亀。ここは事件前 に30〜40匹の亀が日光浴をしていた。
左の写真は、「非常に賢い亀」6匹。なるほど、ここなら崩落に巻き込まれない。つーか、なんか可愛い。

 

1時間ほど眺めて満足し、池を離れようとしたところで、草を売っているおじさんに遭遇。。10本程度の束が1RMだったので、自然と買ってしまいま した。そして再びカメ池へ行き、何となくコツっぽいのが分かっているので試してみました。崩落。


下の写真は寺の境内にあった亀の銅像?です。

 

パゴダから見るペナン島。高層ビルの多さにリゾート地と別荘地な感が。

 
 

 ◆ビルマ寺院

ペナン島の北東部、ガーニードライブの付近にある寺院。お寺が自分の波長に合うと思い、行ってみました。が、う〜ん。よく分からない。やっぱり日本人は神 道なんだろうか。

 

特に、中庭にあったこの像が日本人の思う「寺」と少し違うんだろうなぁ。


◆ワット・チャヤマンカララーム
ビルマ寺院の目の前にある別のお寺、寝釈迦さまがおります。でかい。

 
で、やっぱり理解に苦しむ像があったりするわけですが。



◆ガーニードライブ
という名前の道ですが、海岸沿いの高級ホテルやら高級ショッピングセンターが林立しているエリアです。が、小生はそっちにはあまり用はないので屋台村にい くわけですね。この屋台村は島内でも味の競争が激しいエリアだそうで、小生も足繁く通ってみました。

 

◆グローバルベイ屋台街

バツー・フェリンギエリアにある屋台街。最終日の夜には珍しくコリアンフードを食べてみたりして。10RM(約300円)はちょいと高めですが、 ま、いいっかな。

 



◆オマケの写真館

「水」です。「みれらるわぉーた」という名の水です。

 


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