マラッカ  Malacca


シンガポールからバスで到着した、マラッカの長距離バスターミナル。内部には各所へ向かうチケットカウンターが所狭しと並んでいる。ちゃんと数えたわけで はないが、30以上の窓口があり、目的地・バスのグレード等によって扱うチケットが異なるようだ。長距離バスターミナルといえば「東京駅八重洲口」を連想 してしまう僕からすると、とてつもなく規模の大きいものである。とはいえ鉄道の路線は各所に延びているわけでもなく、そもそも1日に数本も走っていない。 そう考えると、日本において鉄道で移動するのと同じ感覚で彼らはバスで移動しているのだろう。

 

マラッカ市内に向けて走るバスはローカル路線らしく窓口ではチケットを販売しておらず、地元民に尋ねるとお互い言葉に詰まりつつも「あのバスに乗 れ」と指さしてくれた。このとき彼は親指を使っていたのだが、それが僕に「ああ、イスラム圏にきたんだなぁ」と認識させてくれる。
ローカルバスに近づいてみるとドライバがしきりに「マコタ!マコタマコター!!」を連呼している。あとでわかったのだがマコタとは「マコタ・パレード」と いうショッピングセンターでバスの終点になっている。バスは同じ路線ナンバーの他のバスがターミナルに帰着すると発車する仕組みらしく、ドライバは発車す るまでの時間に少しでも客を多く乗せようと声を張り上げている。
バスが市内まで20分弱で着いた後、僕はリュックを背負い町を歩き出す。

さまざまなガイドブックが日本でも市販されているので宿探しに苦労はない。ただ、慣れない交通ルールの中を歩くことや、いろいろ詰め込みすぎた リュックを背負うのに慣れるにはもうちょっと時間がかかりそうだ。

チェックインを済ませた後、近所のレンタル屋で自転車を借りて町を見て回る。このころの写真だが、恥ずかしながら風景よりも自分を写すことに執心し ていたことに(2ヶ月ほどしてから)気がついた。


 

マ ラッカキリスト教会とその前にある噴水。写真の白シャツ野郎は気にせずほっといてください。(このころはデカかったんだなぁ。。。。)
 



マラッカスルタンパレス: 過去あった王宮を復元したもの。内部は博物館になっている。





フランシス・ザビエル教会 (左)とセントポール教会にあるザビエル像(右)。ここは彼の逝去した地とのこと。9ヶ月間の埋葬の後、インドのゴアへ移送されたそうである。






見づらいですが、中 央付近にオオトカゲがいます。体長1mあったかなぁ。






夜間にライトアップされて た川沿いの風景。ちょいとイイ感じ。
 





◆オマケの写真館

非常にわかり やす いっす。駐禁エリアの標識なんですが、駐めたくなくなりますなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
 

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